生理を起こす薬(ルトラール)

ルトラールとは、通常不妊治療で使われる薬で、黄体ホルモンを補う効果があります。黄体の働きが悪いため妊娠しにくくなっているような方は、黄体ホルモンを補うことで子宮内膜を厚くし、着床しやすいようにします。

また、排卵がない方や排卵周期が不安定な方に、人工的に子宮内膜を厚くして整理を起こす薬として用いられる場合もあり、ゲスターゲン療法と言います。妊娠していなければ数日後生理がきますが、妊娠した場合、妊娠を維持するためにも効果を発揮すると言われています。


ルトラールは、妊娠を希望する方のために処方される薬で、排卵痛の改善を目的とするものではありません。しかし、子宮内膜症の治療薬としても用いられることから、子宮内膜症が原因で排卵痛を引き起こしている場合は、排卵痛の改善効果をもたらすことにもなるでしょう。


ルトラールを服用することで、食欲不振、吐き気、嘔吐、不正出血、発疹、腹痛、乳房の張りなどの副作用があるとされています。また、高血糖や糖尿病が悪化することもありますので、高血糖や糖尿病の方は要注意です。まれに肝障害を引き起こす場合もありますので、必ず医師の指示に従いましょう。腹痛や不正出血が排卵痛の症状と似ているため、排卵痛と勘違いする方もいらっしゃいますが、薬の副作用が考えられます。勝手に服用量を調節したりしないで、必ず主治医に相談しましょう。

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