排卵に関連する病気

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovary symdrome)とは、卵巣に卵胞がたくさんできてしまい、排卵できなくなる病気です。多嚢胞性卵巣症候群は、必ず排卵できなくなるわけではありません。時々排卵する場合もあります。


無排卵症

通常、月経開始から14日頃、排卵をします。しかし、卵子の発育が不十分である場合、規則的な排卵を起こさなくなり、排卵障害を引き起こします。これが重症化すると無排卵症となってしまいます。全く排卵が起こらなくなるのです。症状としては、月経が不順になったり、不正出血が起きたり、月経が止まったりし、不妊症となってしまいます。


黄体化非破裂卵胞症候群(LUF)

黄体化非破裂卵胞症候群とは、正常な排卵を行っているように見えて、実は排卵を行っていないという症状を言います。


黄体機能不全

黄体とは、卵巣において卵胞が排卵した後、黄体ホルモンを分泌し、受精卵が子宮内膜へ着床し、妊娠を維持できるよう重要な役割を果たす器官です。黄体機能不全とは、黄体の存続が短縮したり、黄体からのホルモン分泌が不十分になったりする症状を言い、不妊症の原因にもなります。


高プロラクチン血症

プラクチンは、脳下垂体から分泌されるホルモンで、乳腺を刺激して乳汁を分泌させる働きがあります。このプラクチンが異常分泌することで無排卵月経や乳汁分泌を引き起こすことを高プラクチン血症と言います。プラクチンの血中濃度の正常値は15ng/ml以下とされています。


卵管通過障害

卵管は、開口部から排卵した卵子を取り込み、もう一方の開口部から上がってきた精子を侵入させ、受精卵を子宮内まで運ぶという、妊娠における大変大切な役割を果たしている器官です。つまり卵管は、きちんと通っていなければなりません。


過多月経

過多月経とは、月経の血量が異常に多い状態を言いますが、量についての明確な基準はありません。過多月経は原因により、器質性過多月経と機能性過多月経に大別されます。器質性過多月経とは、病気が原因となる過多月経で、機能性過多月経とは、身体調節機構の亢進または失調による過多月経を言います。


おりものとは

おりものは、様々な分泌液の集合体で、子宮内膜の粘液、子宮頚管の粘液、膣粘膜の分泌液、皮脂腺や汗腺からの分泌液などが混じり合っています。おりものには、雑菌が膣内に入るのを防ぐ働きがあります。


おりものの注意点

おりものの量や質には個人差があり、正常なおりものというような基準はありません。しかし、体の異常を表すおりものもあります。おりものは、子宮の働きやホルモンの分泌と大きく関わっているため、どこかに異常を来たした場合、当然おりものにも変化が現れることになるのです。ここでは、診察を必要とするおりものの例をあげてみましょう。



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