高プロラクチン血症
プラクチンは、脳下垂体から分泌されるホルモンで、乳腺を刺激して乳汁を分泌させる働きがあります。このプラクチンが異常分泌することで無排卵月経や乳汁分泌を引き起こすことを高プラクチン血症と言います。プラクチンの血中濃度の正常値は15ng/ml以下とされています。
高プラクチン血症の治療法には、パーロデル、パロラクチン、テルロンなどの投薬があります。これらの薬は妊娠する確率を高くすることでも用いられています。脳下垂体に潰瘍がある場合は、脳神経外科を受診し、手術などの治療を受けなければなりません。脳下垂体の潰瘍は、頭痛やめまい、吐き気、視野の狭窄などといった症状も伴いますので、このような症状が見られる場合は速やかに脳神経外科の受診をしましょう。
パーロデル、パロラクチン、テルロンなどの投薬により排卵し、妊娠することができた場合、薬の服用は止めても問題ありません。ただし、脳下垂体の潰瘍が原因で高プラクチン血症を引き起こしている人は、引き続き服用を続ける必要があります。薬の胎児に与える影響はないと考えられています。