排卵とは
排卵とは、受精の後卵を形成する卵巣から、卵が放出されることを言います。卵が放出されるまでの過程は、原始卵胞が成熟卵胞に発育し、卵巣の表面に移動した後、成熟卵胞から卵が放出されることとなります。原始卵胞から成熟卵胞に発育する段階においては、下垂体前葉から分泌される卵胞刺激ホルモンと、黄体形成ホルモンが関係し、24時間かけて排卵に至ると言われています。
卵胞自体も働きを終え、黄体へと変化し、エストロゲンとプロゲステロンを産するようになります。これらのホルモンは、排卵後の月経周期において子宮内膜腺や増殖性内膜を誘発することとなります。
このように、排卵は妊娠するまでの課程において最も重要な役割を果たしており、避妊や不妊治療の大部分が排卵期に行われているようです。排卵期には基礎体温に変化が見られること、月経のおよそ2週間後、月経開始予定日のおよそ2週間前などを目安に排卵期を予想することができるのです。
卵巣で成熟卵胞に発育せず、卵が放出されない状態を無排卵と言い、不妊の原因になる場合もあります。